2022年10月21日

山本自動車工業株式会社（広島県神石郡神石高原町上2617 代表取締役 山本宰士）は、11月26日に東京ビッグサイトで行われる「第23回 全日本自動車整備技能競技大会」に出場します。

全日本自動車整備技術競技大会とは

一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会（JASPA）が主催する大会で、自動車整備のサービス向上などを目的に、1977年から2年に一度開催されている、自動車整備の全国大会。各都府県からそれぞれ1チームが予選で選抜され自動車整備の正確さを競います。
競技の内容は、持ち時間の間に隠された故障個所を探し、どこまで正確な整備が行えるかというもの。得点制で、獲得した点数で競われます。
故障診断・点検を行う「実車競技」、整備の基本がきちんとできているかを審査する「基礎競技」、お客さまに問診や出庫説明などを行う「アドバイザー競技」の3競技を行います。

全日本自動車整備技術競技大会概要

• 会期：令和4年11月26日
• 会場：東京ビッグサイト［西3・4ホール］
• 時間：【大会当日のスケジュール】
  • 08:30 ～ 09:00　開会式［西3ホール］
  • 09:15 ～ 10:45　Aブロックチームの競技［西4ホール］
  • 11:40 ～ 13:10　Bブロックチームの競技［西4ホール］
  • 14:40 ～ 15:10　閉会式［西3ホール］
• 出場：各地方自動車整備振興会の代表チーム（今大会には46整備振興会が参加）
• 主催：一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会
• 協力（予定）：スズキ株式会社、株式会社SUBARU、ダイハツ工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、マツダ株式会社、三菱自動車工業㈱、整備機械工具販売各社、日本自動車整備商工組合連合会
• 後援（予定）：内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、警察庁、東京都

全国大会出場メンバー

• 出場者：山本宰生　29歳（山本自動車工業株式会社）
• 盛谷翔太　24歳（山本自動車工業株式会社）
• 監　督：小川（広島県自動車整備振興会　指導課）

選手の意気込み

この大会は、会社は優勝しても再度参加することはできるが、同じ選手が二度参加することができないため、選手にとっては一生に一度のチャンス。「悔いが残らないように精一杯楽しみ参加してきます」と話しています。

山本自動車工業株式会社としての想い

地方大会で優勝し全国大会に出場が決まると、自動車整備振興会指導課から合計10回の特訓を受けることができる。この特訓では、出場選手2人にたいし3人の指導者がつき、我流ではなく本格的に王道の整備を学ぶことができる。さらなる技術向上に繋がるため、なんとしてでも地区大会に優勝し全国大会に出たかった。

山本自動車工業株式会社の地方大会参加の歴史

約10年前「自動車整備工場として、商売人として、きちんと仕事に向き合いたい」「田舎の環境に甘えず、お客様にとって市街地のお店にも引けを取らないお店でありたい」と、お客さまへの信頼の種まきと、社員たちの誇りの醸成の為に出場を決め、社長（山本宰士）と今の店長（山本勇樹）と二人で挑みました。
レンタカーを借りてきて実車でトラブルシュートや、ジャッキアップして車を浮かした状態でのブレーキ分解点検など大会に向けて練習を重ねました。「どうなってもいいから恥をかきに出よう！」と意気込んで出場したところ3位入賞しました。
直近では2011年から連続出場し、これまでの成績は、敢闘賞2回、3位2回、準優勝1回、そして今回初めて優勝し、全国大会へ。

山本自動車工業株式会社の特徴

過疎地になりつつある広島県神石郡神石高原町で、地域の人々に寄り添う自動車関連サービスで、町の営みの一翼を担う会社です。