2023年4月26日

高校生と地元企業をつなぐ合同企業体験会が今年も開催決定
【COURSE EXPO 2023】2023年５月26日 広島県立油木高等学校にて開催します

山本自動車工業株式会社（広島県神石郡神石高原町上2617 代表取締役 山本宰士）は、高校生就職応援メディア事業部主催の、地元高校生と地元企業をつなぐ合同企業体験会「COURSE EXPO 2023」を2023年5月26日（金）に開催します。昨年に引き続き開催です。

開催のきっかけ

高校生就職応援誌COURSE（コース）を2020年に創刊しました。COURSEは新しい形の企業紹介本です。冊子に掲載される企業の情報はWebサイトに掲載します。同時に、企業の認知効果と高校生の総合学習効果を更に補完するため、高等学校で合同企業体験会を開催します。
卒業後の進路が就職か進学かを問わず、高校生は働く事や仕事への興味や探求心を持つ場面は限られます。また、高校生の本文は学業である事から、就職希望者においても就職活動は短期間のうちに行わざるを得ません。これらは早期の離職率の高さにもつながると考えられます。
一方で地元企業にとっては、そもそも高校生に認知してもらう機会は非常に少なく、少子化と相まって新卒採用を難しくさせています。高校生と地元企業の隙間を埋め、地元から出来るだけ若い人材が流失しないよう地元での採用につなげたいと企画しました。また、進学する生徒たちにも社会人になる2年か4年後に、地元の企業を選び、地元地域に帰って来て欲しいという狙いも強くあります。高等学校にはCOURSE　EXPOが総合学習の観点でも認められこの度開催の運びとなりました。

昨年開催時には、この体験会に参加したことがきっかけで、2名の採用に繋がりました。

COURSE　EXPO　2023・合同企業体験会の特徴

一般的な合同企業説明会は、企業側の説明を生徒が「聞く」事に終始します。それでは実際の仕事内容を理解してもらいにくく、高校生にとって知らないことを説明されても働くイメージが持てません。
そこで、参加企業が仕事に使う道具や機械、商品を会場に持ち込み、高校生に仕事内容をプチ体験してもらえるように工夫します。学校内で小規模の職場体験を一度に数多く実施するイメージです。
また、高校生と企業の大人が直接双方向に楽しみながらやり取りできるのも特徴です。
例えば下記のような体験が考えられます。

• 道具を触らせる。持たせる。（巨大な道具、極小さい道具、専用の道具は見たことも触ったこともありません。）
• バッテリーとカーナビを準備。配線接続し作動させてみる。
• 瓦屋→福山城を4年かけて大改修中の職人が、高校生に瓦の実物を使いながら工事の様子を伝えます。雨漏りの理由、雨漏りを止める施工のやり方、空手用瓦と、家に使う瓦の違いも説明します。
• 強度の違う瓦を数種類準備し、強度の違いを体験してもらう。なぜ強度が違うのか説明する。
• ノギスやマイクロメーターで部材を測定させる。
• サーキットテスターで測定させる。
• ミニ重機を体験させる。（可能か学校と調整中です）
• 測量機器を使い高低差や距離を測り図面に起こす。
• 部品などの組み立てを体験させる、スピードを競わせる
• はんだごてを数種類体験させる。
• パイプレンチなどを使い、パイプの配管作業を体験させる。
• 高齢者体験・妊婦体験をさせる。
• 染め体験をさせて、生地・染の違いを体験させる。
• 他社との技術の違いを現物を以って説明する。
• 高校生同士で血圧を測る体験をさせる。
• インパクトドライバーで部材に木ネジを締めこむ体験をさせる。
• 建築会社→家の図面作成するソフト「キャド」をPCで実際に操作してもらいます。
• 建築会社→屋根診断などに使うドローン操作の体験ができます。（油木高校にはドローンの同好会が有ります。）

よくある説明会ではなく、職場見学のミニ版を一か所で数社体験できます。

• 仕事に触れることが出来るので、就職後の離職率をさげることを期待して開催します。
  高校生の道しるべになり「この仕事ってこんなことをするのね」を実感してもらいます。

開催概要

• 日時：2023年5月26日（金）　AM 11：00〜12：50
• 場所：広島県立油木高等学校　体育館
• 参加対象：広島県立油木高等学校の2年生・３年生
• 参加企業：神石高原町と福山市の企業約15社

高校生就職応援誌COURSEについては下記ブログもご覧ください。

地元企業の特徴や仕事内容をまとめた冊子を、高校に直接お届けしています。

https://saiji3.com/archives/10372

山本自動車工業株式会社の特徴

過疎地になりつつある広島県神石郡神石高原町で、地域の人々の暮らしを自動車を通して豊かにすることを事業目的としている会社です。
地元企業として採用難に悩み、地元若者の定着も目的とした100％自社資金による「自動車整備士＆ショールームスタッフ養成の奨学生支援プログラム」活動も2016年から行っています。

https://www.ltsy.co.jp/scholarship/index.html